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「燃料タンクコーティング」 担当の ホリウチのコラム
2009年3月28日

テーマ 「燃料タンクコーティングって難しい?」



よく聞かれる質問なのでお答えしますと「非常に難しい!」です。

最近ではコーティング剤やサビ取り剤なども手軽に、しかもひじょうに効果的な製品が簡単に手に入るようになりました。

さぞかし簡単にタンクコーティングできるものだと思ってしまいがちな状況であるともいえます。

ですが、当社に入庫してくるタンクの中に、「過去に何らかのコーティングを施工したモノ」が(稀にですが)あります。しかもそういった類のモノに限っていい加減な施工をしたためにサビが発生していたり、部分的に剥離していたり…もう手が付けられない状態になっていたりします。結果的に修復はできますが、膨大なコストが発生しているのが実情です。

つまり、ケミカル類がいかに高品質でも施工に些細なミスがあると、かえって部品を壊してしまうことがある、ということです。

そして、タンクコーティング作業を難しくしている「もうひとつの要因」は「燃料タンクの構造」です。80年代の車両に多いのですが、タンク内部に交換不能のフィルターが入っているものがあります。また、気化した燃料の還流装置や排ガス対策に関わる配管を内蔵しているタイプもあります。これらの機能を考えて作業を進めないと不調を引き起こすだけでなく最悪の場合、車検に合格しなくなります。

おそらく各メーカーでは上記のリスクから「燃料タンク=交換部品」といった認識があるのではないかと(個人的に・・・)思うのですが、現状では多くの旧車が製造廃止となっています。

いかに施工が難しいからといって、サビが発生してしまったタンクをそのまま使用するわけにもいきません。この世に残された部品を大切に補修しながら大事に維持していくためのタンクコーティングなのですから・・・

また難しい分野であるからこそ真剣に取り組んでいきたい、とも考えています。